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金木犀の香りとお墓参り

2011-10-02

十日くらい前から、早朝に玄関を開けると鼻の奥にほのかに感じられる甘い香りが何処からか漂ってきていました。この時季の金木犀の花の匂いです。香りは日毎に強くなり、美術館の庭先や自治会の配布物を配ったお隣の入り口、職場への通勤路の植え込みなど何処でも競うように、今、花は満開となっています。

午前中は、家内と日曜日恒例の千々石町へのお墓参りでした。 途中の、いつも花芝を買うAコープの駐車場と国道を挟んで対面している公民館の駐車場は今朝は満杯で、不思議に思っていたら、公民館の上に在る小学校から子供たちの歓声やピストルの音が聞こえてきます。秋の運動会が開催されていました。

私どもにも乳呑み児から小学生、中学生と5人の孫がいますが、孫たちとは別居ですので、小学校や中学校の行事にはほとんどご無沙汰です。小学生たちの弾けるような元気な声を車の中に聞きながら、時の流れと先祖とのつながり等を考えたお墓参りのひと時でした。

1317544617_CIMG3915-A美術館入口の金木犀

1317544617_CIMG3916-A金木犀の花