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高校の同窓会

2011-10-10

昨日夕方から、諫早市内の割烹で諫早高校昭和41年卒業生の同窓会があり、参加しました。

5年ごとに開催されて今回で5回目となる会には、遠くは新潟県や栃木県、東京都などから学友たちが駆けつけて男子61名、女子45名の計106名が集まりました。男性も女性もそれぞれが相応に歳を重ねていますが、中には高校生のように髪は黒々して赤いシャツに綿パンと若々しい格好の仲間の姿も見られました。

前回まではクラス毎の記念写真で、私たちのクラスは男女共学であったが何故か男性ばかりのクラスで色気がなく、今回は初めて参加者全員の集合写真撮影があり、今から出来上がりを楽しみにしています。また、幹事から「実は、平成20年にノーベル化学賞を受賞された下村脩博士の一番下の妹さんが、私たちと同学年に在籍されていました」とのビッグニュースの紹介がありました。残念ながら、妹さんは今回欠席でしたが、一同深く感激しました。

母校は今年創立100周年を迎え、その記念事業の一環として昨年4月に、高校正門横に下村先生の偉大な業績を顕彰し母校卒業生で日展会員の製作による下村脩博士銅像を建立しています。

当時、銅像の除幕式のテレビニュースで、博士が「銅像といえば、イラク戦争中に民衆によって像が引き倒されたサダム・フセインのことが思い起こされます。そんなことにならないように、これからもがんばります」と、照れた様な表情をして挨拶されていたのを観ました。その時、この博士はなんとユーモアがあり奥ゆかしい人だろうと親しく感じたのを思い出し、またこのような先生の妹さんと同窓であったことを知り、何か嬉しく、誇らしい気持ちになった同窓会でした。

1318209187_CIMG3929-1下村脩博士の銅像