山本美術館 > ブログ > 千 昌夫のコンサート

千 昌夫のコンサート

2011-10-12

11日夜、島原文化会館で催された「MIN-ONスペシャル 千昌夫コンサート2011 オラァえんたぁてなーだ」へ家内と出かけました。

私たちと同年輩で私たちの青春時代をともに生き、今も現役で活躍している演歌歌手の千昌夫のコンサートは初めてです。

機会があれば本人の歌を生で聴いてみたいと思ったのは、一昨年中国旅行へ行った折、少し肌寒い早朝に上海の公園で、大勢の人たちが輪になってアコーディオンの伴奏で「北国の春」を白い息を吐きながら合唱しているのを、通りすがりに聞いたことからでした。その時、歌声に何ともいえない哀愁と歌っている人たちが心の底から希望を湧き出すような、あるいは求めているようなものを感じました。

私も普段は彼がテレビやラジオの歌謡番組で歌っているのを何となく聴いたり、時には車を運転しながら彼の歌を口ずさんだり、また仲間の集まりなどのお開きに皆で円陣を作り肩を組みながら、よく「北国の春」や「星影のワルツ」を歌っていました。

今回、千昌夫の出身地・東北の田舎を売りにした軽妙なおしゃべりとともにオープニングの「君がすべてさ」を始め、「味噌汁の詩」「津軽平野」「星影のワルツ」「夕焼け雲」などのヒット曲の数々に楽しいひと時を過ごしました。

1318407103_20110825151619d92