山本美術館

実りの秋、読書の秋。

実りの秋の10月も早や中旬。

美術館周りの馬鈴薯畑は、5月の中旬から下旬にかけて穫り入れが終わった後の二毛作目の緑葉が出揃いました。夏の強い日差しによって乾燥し、少しでも風が吹くと独特の土埃を舞い上げていた赤土を緑色が全面に覆い、辺り一面清々しくなってきています。一方、田んぼの淵の彼岸花は色褪せてきて、いよいよ何処も稲刈りの最盛期を迎えてきました。

また、10月は読書の秋です。

私は最近特に眼鏡がないと何とも不便で、新聞や雑誌などもなかなか読んだり見たりする気がしません。美術館を開館してからは、書棚には芸術・美術関係の本が増えてきています。当然といえば当然ですが、それらを眺めながら、(頭の中の)バランスが悪い、もう少し文芸作品や話題の本なども読まないと、と思っています。が、実行できるかどうかが問題です。

美術館裏のじゃがいも畑