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弥生祭(学園祭)の見学

2011-11-05

ご案内をいただいて、午後から長崎市内の長崎女子短期大学の弥生祭(学園祭)へ出かけました。

女子大学の学園祭は初めてのことで、少し戸惑いもあったのですが、家内と娘が一緒でしたので遠慮なく見学できました。

まず、最初に感じたのは建物内のあちらこちらから聞こえてくる学生や大人や子供たちの賑やかな歓声です。雨日和の天候で例年に比べて人出が少ないとのことですが、何組もの子供連れの若いお母さんたちの姿もあり、全体に活気があり、こちらもついつい調子に乗って模擬店の出し物など何でもかんでも買いそうになったことです。それに、地域住民の方々のコーナーが用意されていて、絵画や書、写真などの作品展示もあり、これらの前では出品者やサークル仲間の方々が鑑賞しながら歓談されている姿や一般の方たちが熱心に見入っている姿などが印象に残りました。明日は同窓会(生)による人気の名物模擬店の出店、特別企画の「俳優 中尾明慶トークショー」も準備されているとのことです。

今日の私たちの見学のメインである長崎女子高等学校の高校生による「龍踊り」は、天気の関係で体育館内での催しとなりました。館内ステージの左正面には、学長の見事な書による今年で第45回目となった学園祭のテーマ「新輝皆華」が掲げてありました。

体育館玄関先で爆竹の音が威勢よく鳴り響いて入口付近に煙がたなびく中を、いよいよ「赤龍」の登場です。館内狭しと高校生70人あまりが交代こうたいに2体の赤龍を一生懸命に操り舞います。見ているこちらも思わず力が入ってきます。プログラムの関係で約30分間の演舞でしたが、若人たちが一心不乱で舞う姿に、見学者から大きな感動の拍手が送られました。

小雨になり外で子供らの歓声がより高く聞こえてくる中、心地よい気分になって大学キャンパスを後にしました。

1320494658_CIMG3975-1長崎女子高生の「龍踊り」

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