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ふたご座流星群

2011-12-15

三大流星群の一つ、ふたご座流星群が観測できると知らされた昨夜の11:20分頃から約30分、防寒服を着込んで美術館の東屋に出て夜空を眺めていました。

月明かりに澄み渡った冬の空には、たくさんの星が顔を出していて、どれもが美しく輝いています。

最初に気づいたのは、東のはるか空高く赤い光を点滅させながら飛行する、多分、人工衛星と思われるものでした。寒空の下、カメラを準備して空を見上げていますが、なかなか星は流れてくれません。いい加減、見上げている首根っこが痛くなってきた頃、流星を楽しむことや願いを行うという時間はない一瞬の流れでしたが、4、5個の流星を見ることができました。冷え込む中、待っていた甲斐があり少し満足です。

一方、眼下の橘湾には沖合に10数隻の漁船が並び、また愛野展望台の直ぐ下には10隻ほどの漁船が出ています。沖合の船はオレンジ色の灯りを、陸近くの船は白色の灯りを焚いています。今夜は船のエンジン音はあまり聞こえてきません。狙う魚によって点けている灯りの色が違うのだろうかと思いながら、しばらく見ていました。

流星と漁船に向かって、かじかんだ手でカメラを構えましたが、残念ながらどちらもカメラの機能の関係で撮れていませんでした。

1323941883_NONALNUM-A5B3A5D4A1BCA1C143494D4734303938流星の代わりに14日のお月さま