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木曜日は「ブラタモリ」

2012-02-17

2月も中旬となりました。2月の逃げ月は文字通り一気に駆け抜けていっています。

木曜日の夜は、NHK総合テレビ夜10時からの番組「ブラタモリ」。何時頃からか、すっかりファンになり、見ています。昨夜は「江戸の運河・前編」でした。

江戸の町に運河が張り巡らされ、荷物を運んで船が行き交う様子や水上で舟遊びをする様子は浮世絵のよい題材となり、多くの浮世絵師たちはこれらに関連したたくさんの作品を描いています。

今回の番組では、徳川家康によって作られた小名木川を水上探索して、タモリさんと久保田アナウンサーが掛け合い的な話(?)を交えながら、現在に残る運河の跡を探し求めます。

終戦による瓦礫の処理で、運河が埋め立てられた跡の町の中に残る護岸の発見や、420年前に造られた小名木川では今でも製粉会社が水上運行を利用して一度に500tの小麦を船で運び込んでいる様子や、この工場の土地が昔は大名屋敷であったことや運河の交差点のクローバー橋の紹介と様子など、毎回、タモリさんの博識に敬服しながら見ています。

次週の後編も楽しみです。