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東京マラソン

2012-02-27

26日開催された東京マラソンで、諫早高校出身の藤原新選手が第2位となったニュースを大変嬉しく思いました。

藤原選手は、ロンドン五輪代表選考会を兼ねた今回のマラソンで、日本人トップの2時間7分48秒の記録を出し、ロンドン行きの切符を確実にした。高校卒業後は拓殖大へ進み九州一周駅伝などを走り、大学卒業後は実業団選手として活躍していたが、考えるところがあって退社、プロランナーとして独立。一人で練習を重ねていたが、昨年末からはスポンサー契約も解除して無職、無収入の状態だった。自分を逆境の身において、妻子とは別居し、一人で食事の取り方を考えたり、練習計画を立てたりしながら走りこんだ結果が実を結んだ、と報道されています。

また、藤原選手の高校時代恩師の松元先生が、教え子の活躍に寄せる嬉しいコメントが長崎新聞には掲載してあり、共感するところがありました。

私たち諫早高校同窓生は、昨年末の京都西京極での全国高等学校駅伝大会での諫早高校男子・女子陸上部の成績をいつもの成果を出せなかったと残念に思っていましたが、藤原選手がそんな気分を見事に吹き飛ばしてくれました。“為せば成る”無職、無収入の逆境に耐え、私たちに勇気を与えてくれた藤原選手のロンドン五輪での活躍を期待しています。