山本美術館 > ブログ > 「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」鑑賞

「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」鑑賞

2012-05-14

「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」を鑑賞しました。

12日夕方、次女夫妻を誘って長崎県美術館へ出かけました。次女から聞いていた通り、どの作品も大作ばかりで、「女優、歌手の傍ら、よくまあーこれだけのものを!」というのが第一印象でした。

一つひとつの作品の素晴らしさはもちろんですが、作品の額装に使ってある枠木やマットについても何かおやっと思うようなものがあり、また大きな作品群の中に摺った後の板目等が出ているのを見ると、小柄なジュディさんの創作エネルギーというかそういうものも伝わってきて感動しました。

私が日常的に見たり展示したりしている浮世絵関係の作品は大体大きさが決まっていて、ある程度見慣れています。今回のジュディ・オング倩玉の作品はどれもが私が予想していた以上に大きな作品で、それらを結構丁寧に見ていったので、一巡した後はかなり疲れましたが見応えがありました。

鑑賞の後は、私たち夫婦にとっては久しぶりの浜の町で、次女夫妻と居酒屋での楽しい夕食と語らいでした。(倩玉の倩は、イ偏に青です)

1336959226_NONALNUM-A5B3A5D4A1BCA1C143494D4734343638長崎県美術館「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」