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「ヒロ・ヤマガタ展」、明日まで。

2012-05-26

2012特別企画展第2弾の「ヒロ・ヤマガタ展」も明日までとなりました。

今回は、美術館としてはやや異色作品の展示でありましたが、期間中の来館者の皆さんからは一様に、「どの作品も色合いがきれい。『ヤマガタ・ブルー』はやはり特別です」と感想をいただきました。

展示作品の中では、奈良県の三笠山の新年祭礼の山焼きと大空高く大輪の花を咲かせた打ち上げ花火を、家族と思われる一家(子どもが5人と、今の時代にしてはちょっと多いかな)が手をつなぎあい、また飼い犬と思われる犬が一匹、楽しそうに見上げている情景を色とりどり鮮やかに描いた「三笠山」が好評でした。それと、九州鹿児島の「桜島」。

桜島は、噴煙をたなびかせた雄大な桜島が夕焼けに黒く染まっている姿と、その横で今まさに海の彼方に沈もうとしている黄色い夕陽、その夕陽が錦江湾を金色に一筋鮮やかに照らしている様子や湾内を走る客船や漁船などを、サイクリング中のグループと思われる大人たちと子どもたちが自転車を止めて眺めている風景です。肩車した親子や犬が2匹、傍らには天体望遠鏡を据えて覗きこんでいる親と子ども、その遠景の海辺では手をつないだ大人と子どもたちや手を挙げて喜んでいる子どもの姿等が描いてあります。

今回も皆さんに楽しんでいただき、感謝しています。

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