山本美術館 > ブログ > 癒される日

癒される日

2012-06-01

26日土曜日の夜は、孫を交えて賑やかな夕食でした。

三女家族が、三女の連れ合いの実家が家庭菜園で作っているジャガイモの採り入れ手伝いに帰ってきました。手伝いと言っても、住まいの佐世保から午後の到着で、殆ど作業は完了している状態だそうです。お陰で、こちらも赤やピンク、白い色をしたいろいろな品種の採り立てで新鮮なジャガイモや、やはり採りたての大根やエンドウ豆などを頂いて感謝です。三女たちの来家に合わせて次女夫妻も合流し、久しぶりに三家族で囲む夕食となったわけです。

翌朝、孫の声にまだ二日酔いが残る頭を押さえながら起き出して、遊び相手です。家内が外で洗濯物を干していると、孫も家内の側に立って洗濯バサミを持って手伝っています。私の手の四分の一くらいの小さな手で洗濯物を挟もうとしますが、なかなか上手にできません。何度かやっている内に自分の手のひらまで一緒に挟んでしまい、「イタィ・・・」と言いながらハサミを放り投げてしまいました。次は、干し場の近くにあるプランター植えのアザミを見つけて咲いている花に触ろうとします。花枯れしている隣りの花に顔を近づけては、盛んにフーッと小さな口から息を吹きかけて何か怪訝そうな表情をして私を見ます。私も何をしているのかよく理解できないでいましたが、どうもタンポポと勘違いしているようです。「これはアザミで、タンポポみたいには飛ばないよ」と教えても、まだ分かりません。それでも小さな口をとがらせては何回かトライしていました。

次には、左手に洗濯バサミを持ちながら右手で庭先の小さな砂利を掴み、私にその砂利を渡そうとして駆け出してきます。勢いで、右手から小石が一つ落ちました。その小石を拾おうとして右手の親指と人差し指で掴もうとしますが、手のひらに握っている砂利との力バランスが上手く取れなくて砂利を全部落としてしまいました。そうしたら、「アーア・・・」と言って笑いながら小さな右足で砂利を蹴散らしています。

2歳足らずの小さな子どものこんな仕草を見ていると、二日酔いも吹き飛んでしまい、こちらが癒されてきます。