唐比ハス園と雲仙の山々
2012-06-27
小雨日和の今朝は美術館隣りの雑木林から、「チッチッ、チッチッ」という小鳥たちの鳴き声や、ウグイスの「ホーホッホッホ、ホケッキョ」という鳴き声がよく聞こえています。
ウグイスの鳴き声に誘われて開館前、近くの森山町唐比ハス園を覘いてきました。このハス園の側を走る国道251号線は、私は現役時代に職場との通勤往復で何十年も車で通っていて、その度に車窓からハス園を眺めていましたが実際に訪れたのは初めてです。
約2.5ヘクタールのハス池はよく管理整備されていて、散策用の木製遊歩道や休憩用の椅子などが設けてあります。誰もいない遊歩道を歩きながら池を見渡すと、ピンクや白い色をしたハスの花が咲いていますが、まだ咲き始めの状態でした。
花に夢中になりながら回っていると、池の真ん中ほどで鶴か白鷺みたいなつがいの鳥が餌を探しているのに気づいてカメラを構えますが、残念ながら二羽とも小雨の彼方へ飛び去ってしまいシャッターチャンスを逃しました。
早朝の澄んだ空気の中で観るハスの花に心が凛となり、またここから望めた雲仙の吾妻岳、九千部岳や霧に煙った雲仙岳の雄姿に心が和まされ、梅雨時期の一日の始まりです。
ハス園と雲仙の山々(左から吾妻岳、九千部岳、雲仙岳)
ハス園の花