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「浮世絵の見方」

2012-09-25

昨日休館日の午前中は、時折り強めの風が吹く中を植木類の消毒を済ませました。ごま色斑点病で観察中のレッド・ロビン生垣を主体(中心)に、風の吹いている方向などを考慮して肩掛け式消毒噴霧器のノズルを四方八方へ方向転換して作業しますが、結構、自分自身にも消毒液が降りかかってきて難儀しました。

午後は、久しぶりに長崎市内の書店へ出かけ、いつもの芸術関係の本コーナーを覘いてみました。歌麿の美人画浮世絵を使った表紙とタイトル「浮世絵の見方」、それにサブタイトルの「芸術性・資料性を正しく理解する」に惹かれて一冊入手しました。似たような内容の本は何冊かありますが、新刊書は気になりついつい買ってしまいます。でも、著者によって特徴ある切り口が読めるし、本文中に掲載してあるいろいろな種類の浮世絵だけを見ても楽しくなります。

1348550158_img004「浮世絵の見方」(松井英男著 誠文堂新光社発行)