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休館日の一日

2012-10-15

稲の刈り取り作業たけなわのこの頃、朝の墓参りの帰途に知人から意外な話を聞いて、今時そんなことも起きているのかと少々驚きました。

と言うのは、知人の知り合いが稲の穫り入れ作業を日が落ちて辺りが暗くなった夜遅くまで、刈り取りと脱穀を一緒に行う農機具を使って(運転して)済ませ、いざ田んぼの中に散らばっている穫り入れたモミ袋を集めようと田んぼ内を回ったら、10袋は有るはずのものが1袋残らず無くなって(盗まれて)いたということでした。

農家の人が精魂込めて作ったものを、本人が作業している傍らから盗むとは、何とも卑しい性根の人間のすることで、何かやりきれない思いでいっぱいになります。

所用を兼ねて金曜日から里帰りしていた三女一家が帰ってからの夕方は、家内と諫早市内まで出かけました。用事を済ませての帰途、久しぶりに有明海の堤防道路を経由して帰りました。車窓から眺めた多良山系の彼方へ沈もうとする夕陽が燃えるようなオレンジ色に染める夕暮れ空が鮮やかで、カメラを持っていないことを残念に思ったつかの間のドライブでした。