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「007 スカイフォール」

2012-12-05

待ち望んでいた映画「007 スカイフォール」。007映画シリーズ生誕50周年記念の映画ということで期待しましたが、見終わった後は正直言って何だか物足りない感じでした。

007映画お決まりのオープニングアクションでは期待させられましたが、今までの007映画のハラハラドキドキするストーリー展開、ボンドのかっこよさとかダンディズム、ボンドガールのセクシーさや悪役の凄さ、第1作目の「ドクター・ノー」で見せた、留守中に部屋への侵入者が分かるようにドアに自分の髪の毛を一本はりつけたり、アタッシュケースに触った者が分かるように膜を吹き付けたりする、これがスパイ映画だと思わせるような仕掛けなどが薄くて、何か気持ちがくすぶりました。後半は、ランボー映画や傭兵映画のアクションを観ているような気がして、007もずいぶん変わったなと感じました。でも、前2作の007になっての若いボンド映画の続きと考えると結構面白かったし、私たち長崎県の軍艦島(端島)も全景がきちんとスクリーンに登場映し出されていて、次回の007映画がどのようなものになるか、また楽しみになります。

衆院選が昨日公示され、私の選挙区では4人の立候補がありました。各政党の理念・政策や立候補者の主張等を自分なりに見極めて投票したいと思います。

1354686190_img003雑誌「007 ジェームズ・ボンドはお好き?」

1354686190_img002「007 スカイフォール」のパンフレット