出初め式
2013-01-05
今日5日は雲仙市の出初め式です。
江戸時代、江戸は「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど火事の多い町だったそうです。中でも有名なのが1657年正月の「明暦の大火」で、3日にわたる未曾有の大火で江戸城天守閣が焼け落ち、市中の6割が焼失したとの伝えがあります。
しかし、この火事を機に全体的な江戸の町づくりが進み、江戸が世界一の都市へと変貌を遂げる大改造の契機ともなったとのことです。
また、火消しの仕事は子どもたちの憧れでもあったそうですが、火消しを主題とした浮世絵は禁止されていたため、子ども見立ての多くの火消組の絵が残されているとのことです。また、当時は火消と言っても小型ポンプぐらいしか消火器具はなくて、専ら風下側の家を人海戦術で叩き壊して延焼を防いでいたそうです。
そのようなことを浮世絵を通して知るのは楽しくなります。
歌川国綱「子どもあそび纏固図小」(ネット写真より)