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長崎市内書店(続き)

2013-01-09

長崎市内書店の続きです。

本のタイトルを見て、ほぼ衝動買い的なものが2冊。「BOND on BOND 007アルティメイトブック」(ロジャー・ムーア著 篠儀直子訳 スペースシャワーブックス)と「隠密剣士、いまここに甦る!」(徳永文一著 ポット出版)です。007はスクリーンに登場して以来、隠密剣士は連続テレビ映画で放映が始まってから、どちらも誕生50周年を記念して出版されたものです。

007の本は、3代目のジェームズ・ボンドを演じ7本の007映画に主演した著者が、全シリーズを、始まり、悪役、ボンドガール、秘密道具、ボンドカー、スタイル、ロケ地、ボンド役俳優や撮影現場の裏側などのカテゴリーに分け、たくさんの写真とエリザベス女王やダイアナ妃との貴重な写真などを使い解説している3007部限定販売の本です。本の装丁は黒皮風の豪華仕様で、ファンにとっては堪らない一冊です。

隠密剣士のテレビ放映は、毎回胸躍らせて視ていました。幕府隠密の主人公・秋草新太郎と従者の霧の遁兵衛、そして周作少年の活躍。私が中学3年時の昭和37年の後半に放映が始まり、忍者ブームを巻き起こしました。映画も東映で主人公などテレビと同じ配役で2本製作されています。2本とも高校生のときに鑑賞し、長じて後にレンタルビデオを2本ともコピーしたほどです。テレビ放映の主人公と伊賀、甲賀、風魔忍者たちとの熾烈な戦いや、事件を解決して主人公、遁兵衛、周作の3人が街道を歩く姿にボニージャックスが歌う主題歌の「江戸の隠密渡り鳥」が流れる場面などが思い出されます。

1357709885_img004「BOND on BOND 007アルティメイトブック」

(ロジャー・ムーア著 篠儀直子訳 スペースシャワーブックス)

1357709885_img005「隠密剣士、いまここに甦る!」(徳永文一著 ポット出版)