防粉幕(?)
2013-03-20
先日の愛野展望台崖下のコンクリート吹き付け作業用に張られた防粉幕(私の造語)は、崖が崩れないように吹き付けるコンクリートが、海から吹き上げる風によって展望台にある土産品店や停車中の車、通行中の人などに飛び散らないように張られた幕のことです。強風が納まった昨日の午後、再び張られたので写真を掲載します。
島原ジオパークを代表する千々石断層は、諫早市の唐比から私の故郷・雲仙市千々石町を通り島原の舞岳付近まで続いています。愛野展望台はその千々石断層の真上にあるので、橘湾を眺望するには最適の場所です。でも、断層は今でも1年に1.5㎜くらい動いていて、それによって展望台下の崖にも大きくはないが崩れが生じているそうです。
崖崩れ防止の補強工事は今年度の工事で3月末までとのことです。
愛野展望台に張られた幕(中央の白い部分)