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れきぶん長崎学講座「近代長崎と梅屋庄吉」

2013-03-28

24日(日)、長崎歴史文化博物館の今年度最終講座である「近代長崎と梅屋庄吉」を受講しました。

講師は県文化振興課の山口保彦さんで、2011年に開催された長崎歴史文化博物館の企画「孫文・梅屋庄吉と長崎 ~受け継がれる交流の架け橋~」 に関わり、その後も研究を続けているとのことです。

講義では、江戸時代の長崎は特殊な経済国であり独特の文化を生み出してきたのに対し、明治維新後から大正時代にかけて影の薄い長崎だった。が、今一度、近代の長崎の歴史を掘り起こしてみると、中国の革命家・孫文と交友のあった実業家・梅屋庄吉にスポットが当たり、そこから近代長崎の特徴が解明されようとしていると、余韻を残した内容でした。

長崎の地は、日中の架け橋として深い歴史の足跡を残していると改めて感じました。(N)