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患者図書室

2013-04-17

入院している病院には「患者図書室 おあしす」があります。

これは、医療提供者が図書館を介して信頼できる情報やわかりやすい情報を患者に提供し、患者はこの図書館を利用することによって患者自身が病気や治療の理解を深め、安心と自信を持って闘病生活が送れるように支援するものです。

NPO「医療の質に関する研究会」が全国の関係病院へ設置する活動を行っていて、長崎県には2つの病院に設置されてあり、この病院では3月18日にオープンしたばかりです。

案内パンフレットによると、本、映像、インターネット、パンフレットやチラシなどのさまざまなメディアで情報を提供するサービス内容です。図書の貸出しサービスでは、対象が病院(当院)に入院中の患者で、貸出冊数は1回1冊、貸出期限は3日間となっています。

私も自由に歩けるようになった先日、図書館内をゆっくりと覘いて、パソコンに触れ、また罹患した病気について解りやすく書かれている本を一冊借りて目を通しているところです。

このような施設が身近にあると、患者にとってはたいへん便利でありがたく思います。