山本美術館 > ブログ > 「とべ バッタ」

「とべ バッタ」

2013-05-15

手術後に先週1回、昨日1回とジョギングを始め出しています。

早足に少し速い程度の駆け足で無理をしないような距離を、と頭に入れながらトコトコと最初の日は約3.5km、昨日は4km弱。終えて、自宅前の芝生の上でストレッチを行っていたら、大きなバッタが一匹、芝生の中で日向ぼっこしているのを見つけました。

入院中、病院の図書室書棚で、「とべ バッタ」(田島征三著 偕成社発行)という絵本を見つけて、孫が喜びそうだからと退院後、私の術後の経過観察関係本と一緒にAmazonより取り寄せていました。

早速、先日のGWに帰省した孫息子に絵本を読んで聞かせました。天敵から身を守るため茂みに隠れていたバッタが、こんな毎日を続けているのはいやだと決心して、ある日勇気を出して大空へ向かって飛んでいくお話を孫が理解したかどうかは分かりませんが、ダイナミックに描かれたバッタやカマキリ、クモやヘビなどの絵には興味を持ったようです。その後、美術館と自宅前の芝生で這うようにして孫と何回も本物のバッタを探しました。が、快晴の日が続いた割には全然見つけることができなくて、二人でがっかりした次第です。

バッタも、5月の爽やかな季節の暖かい天気に誘われてようやく活動を始めたようで、孫息子も今度帰省したときにはまたバッタと遊べてたいへん喜ぶことでしょう。私も楽しみにしています。

1368587030_img001「とべ バッタ」(田島征三著 偕成社発行)