H先生ご夫妻と諫早で。
2013-06-16
H先生ご夫妻と諫早駅前のバスターミナルホテルロビーでお会いしたのは、約束の10日(月)休館日の午前10時でした。再会の挨拶もそこそこに、ご夫妻は私の術後の様態にお気を遣っていただき、恐縮しました。
一昨日に鹿児島を発たれて博多で一泊、昨夕は所用を済ませた博多からJRで諫早市内へ移動し、大学時代の教え子たちと懇親歓談を済ませて今朝を迎えられた先生たちと、借り切り状態のホテルロビーで2時間あまり歓談しました。
このホテルは、30数年前の長崎大水害の折、長崎市内のホテルが何処も被害を受けて機能しなかったので、ここの一室に大学の緊急連絡先本部を一時的に設置したところです。当時、大学理事長の任にあって大学の災害復旧の陣頭指揮を執られた先生も何度か利用されていて、「部屋はあまり変わっていないが、駅前の便利な場所だ」と語っておられます。
今回も、先生から美術館や私事についての示唆に富む色々なお話とともにお土産にいただいた書籍の中の一冊です。今日はさほど時間が取れませんでしたが、今度は私たちが時機をみて鹿児島を訪問しようと、家内と話しています。
「文化の肖像 ネットワーク型ミュージオロジーの試み」
(吉田憲司著 岩波書店発行)
