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食中毒にご注意を!

2013-07-06

梅雨のジメジメした季節は湿度が高いのでカビが発生しやすく、食中毒が発生したとのニューをよく耳にします。先日、平成25年度の食品衛生責任者の講習を受けました。

食中毒は細菌やウイルス性のものと、有害・有毒物質のものがあり、嘔吐・下痢・発熱・腹痛などの症状を引き起こし、場合によっては死に至ることもあります。記憶に新しい食中毒事件では、二年前の富山県の焼肉店でユッケが原因で5名の死者が出ました。また、昨年には浅漬けが原因で8名の方が亡くなっています。これらはO157という腸管出血性大腸菌が原因物質ですが、二枚貝などが原因で冬期に発生することが多いノロウイルスは二次感染も引き起こします。他にも、食中毒を発生させる原因物質はたくさんあり、水仙をニラだと見間違い誤食したり、飾り用の紫陽花の葉を食べた事例や、昨日は、大阪の小学校で理科の教諭が児童に瓢箪の実を食べさせ、17名が食中毒症状を起こしたとの新聞記事を読みました。

食中毒を防ぐには、食品をよく洗い、調理者の手や調理器具をよく殺菌消毒し、食べ物は早めに食べて室温に放置しないこと、食品によっては十分に加熱して細菌を死滅させることなどの指導がありました。食品衛生について、より一層気をつけなければと思います。(N)

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