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早朝のハス園

2013-07-10

お隣の森山町唐比のハス園は今、多くの見物客が訪れ賑わっています。

ハスの花は泥水が濃ければ濃いほど大輪の花を咲かせ、花が開く瞬間には「ポン」という音を発てて咲くと言われています。また、その鮮やかで神秘的な色の花は人々の目を楽しませてくれますが、わずか5日間の短い命とも言われています。

昨夜は、その花開く音が聞きたくて夜明け前のハス園を覘いてみようと思い就寝しましたが、目覚めたのは朝の4時45分でした。寝過ごしたなと思いながらも、車を走らせました。が、寝起きで思考力が回転せずわざわざ遠回りの道を通って5時ジャストのハス園到着。

既に、夜明けが始まっている静寂なハス園の木製遊歩道の上で耳を澄ませてみますが、聞こえてくるのはカエルの鳴き声とカエルが水に飛び込む音だけです。花開く音をそうそう簡単に聞けるとは思いませんが、またの機会を楽しみにして、薄明かりの中のハスの花に向かい何枚かシャッターを切り、夜明けに赤く染まる雲仙の山々の美しさをハス園から望んだ早朝のひと時でした。

1373419476_CIMG4897夜明けに染まる雲仙の山々

1373419476_CIMG4895ハスの花