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一服のお茶

2013-07-14

猛暑日が続いています。

昨夜は中学時代からの仲間の親友夫妻が、私の手術退院祝いと、彼と私の共通の仲間(同級生)の退職祝いの会に招待してくれました。

親友たちと飲む久しぶりのお酒と楽しい語らいの宴の後では、茶の湯の師範免許を持った女性の同級生が皆にお茶をたててくれました。夏らしい涼やかな茶碗、柄杓や建水などをはじめとした茶道具、茶花、茶菓子までを用意してきてくれています。

参加者みんながお茶の作法はまったく知らないし、また男性たちは酔っていて正座もきちんとできませんでしたが、作法を習いながらの略式の小寄せの茶会です。心地よい酔いの後にいただいた一服のお茶の味は、仲間の絆と明日に繋がる充実感を与えてくれ、感謝と満足感でいっぱいになりました。