山本美術館 > ブログ > 東京オリンピック

東京オリンピック

2013-09-08

2020年夏季オリンピックが、日本の東京で開催されることが決定しました。日曜日早朝のブエノスアイレスから届いた、56年ぶり2回目の東京決定の朗報に、日本中が沸いています。

1964年の前回にオリンピックが東京で開催された時、私は17歳の高校2年生でした。当時、テレビ中継で観たバレーボール女子の“東洋の魔女たち”と言われた日本の優勝、体操男子で日本の団体総合優勝や同じく個人総合優勝の遠藤幸雄や、跳馬の“山下跳び”で金を取った山下治広、陸上男子100m金のヘイズ、同じく男子マラソンで優勝の“裸足”のアベベや円谷幸喜の銅メダル獲得、柔道男子無差別級優勝の“鬼”のヘーシンク、競泳男子100mと400m自由形で優勝のショランダー、それになんと言っても体操女子で“オリンピックの名花”と称えられたチェコのベラ・チャスラフスカが個人総合、跳馬、平均台の三種目で金の大活躍とその美しさなど、今でも強烈な印象として残っています。

その翌年の高校3年生の時、オリンピック出場の体操男子チームが我が高校を訪れ、体育館で体操競技の種目別の模範演技を見せてくれたことがあります。(今思えば、応援のお礼回りみたいな巡業か・・・) 間近で見た遠藤選手や山下選手たちの妙技に、諫高生一同が驚嘆と感動の声を上げながら大拍手を送ったことが蘇ってきています。

さて、7年後の東京オリンピックは私たちにどんな興奮と感動を与えてくれるか、また日本や世界はその間にどのようになっているか、今から待ち遠しくなります。

1378610720_imageCAFHW9G9(ネット写真より)