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D1グランプリ

2013-09-22

先週末、ハウステンボスの特設会場で開催された「2013グランツーリスモD1グランプリ NAGASAKI DRIFT in HUISTENBOSCH」を観戦に行きました。

D1グランプリは2001年から始まり、今年の第5戦は長崎のハウステンボスで開催されました。ハーバータウンの建物と海をバックに特設された会場はたくさんのギャラリーや関係者で賑わっていて、遠くは新潟県からの来場者や、佐世保米軍基地のアメリカ兵の姿などがあり、観客席は満席で立ち見の方たちも大勢ありました。

「DRIFT(ドリフト)」はレース用に改造した車で曲線コースを車の後輪もしくは4輪を横に滑らせながら走る走法で、カーブを曲がるときは通常の運転とは逆にハンドルを切り、バランスをとりながら車をコントロールしてゴールさせます。車の「スピード」「角度」「エンジンの音」「動きのスムーズさ」などを競って勝敗を決めます。勝敗はマシンの性能より、ドライバーの運転テクニックに依存するところが大きいそうです。

始めに、たくさんの派手なスポンサーマークをつけた車に乗った各ドライバーの紹介があり、そのドライバー(参加選手)たちが1台ずつ走行して得点を競う「単走」のショー、その後、先行と後追いの2台が同時にスタートして勝敗を決める「追走」のショーがありました。

ドリフトショーを見るのはもちろん初めてでしたが、想像以上にダイナミックで楽しいものでした。コースの直線ではエンジン音を唸られながら猛スピードでカーブに突っ込んできて、カーブのかなり手前から横すべりした格好で曲がっていきます。曲がりきれずにコース沿いのコンクリート壁にぶつかる車があったり、タイヤが地面と擦れて白い煙がもくもくと上がったり、またタイヤの焼け焦げた匂いがパーッと漂ったりと、迫力満点でした。

また、会場前の広場には、県内外からの高級スポーツカーが勢ぞろいで並んでいて壮観でした。これらは個人の所有車で、車の大会などがあると声がかかり、大会に華を添える役目をしているそうです。車好きな私にはたまらない一日でした。(N)

1379813132_IMG0862-1追走ドリフトショーの様子

1379813132_IMG0845-1会場前に並んだスポーツカー