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長崎県美術展覧会

2013-09-28

長崎県美術館で開催中の「第58回 長崎県美術展覧会」(9/15~28)を鑑賞しました。

展覧会関係の方は、昨年に比べ出品作品の応募総数は減少したが、7つある部門の中で写真部門だけが40点近く増えているのは、スマートフォンなどの機器が普及したのが影響して誰でも身近で撮影することが容易になったからだろうと話されていました。

洋画は出品者の意気込みが感じられる大きいサイズの作品が並び、書は 230余りもの入賞作品の内、前衛や仮名の作品が圧倒的に多く、工芸部門はダイナミックな作品がたくさんあって見応えがありました。写真部門では長崎くんちの一場面や軍艦島、長崎特有の急な坂道の何気ない風景などの作品が入選していました。

また、県内外で活躍中の本県在住作家の作品83点がチャリティオークションとして出品されていて、当館でも常設展示している横石臥牛先生の抹茶碗や、ご来館頂いた洋画の先生方の作品などもありました。

県内の美術熱がますます高まり、たくさんの方にもっと美術に関心を持っていただけると嬉しい限りです。(N)

1380332119_1長崎県美術展の半券