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冬の到来

2013-11-19

雲仙の妙見岳では昨日、初霧氷が観測されたとのニュースです。

近くに住んでいながらまだ霧氷を見たことはありません。気持ちの中ではいつも一回は本物を見てみないとと思いながらも、テレビニュースの映像や新聞掲載の写真を見てはいかにも冷たく寒そうで躊躇して何年も経過し、今日まで至っています。

休館日の昨日も休み明けの今日も、冬到来の季節独特の霧雨みたいな冷たい小雨がしとしと降り続き、美術館眼下の橘湾海上や当館から望む雲仙岳稜線、多良岳稜線は白く霞んでいます。私たち人間による地球環境の破壊が年々進み、今年はひときわ暑い夏と残暑が長く続き秋は短く、いきなり冬を迎えました。

昨日夜のNHKテレビで気象専門研究者は、地球温暖化が進めばヒィリピン・レイテ島に壊滅的な被害をもたらしたようなスーパー台風が、2070年代には日本にも襲来すると予測しています。その時、団塊世代の私たちはもちろん私たちの子供等もほとんど生きてはいませんが、私たちの孫の世代が危ない時期です。私たち一人ひとりが真剣に、地球温暖化をなくすような小さくても出来る範囲の努力を重ねていくことが今こそ必要です。

1384825686_imageCA6V9L3Q(ネット写真より)