山本美術館 > ブログ > 長崎歴史文化博物館「対馬藩と朝鮮通信使」

長崎歴史文化博物館「対馬藩と朝鮮通信使」

2013-12-13

長崎歴史文化博物館で開催中の重要文化財指定記念特別展「対馬藩と朝鮮通信使~12万点の宗家文庫が語る歴史の真実~」を鑑賞しました。

対馬は朝鮮半島に一番近い島で、江戸時代、十万石格の大名だった対馬藩宗家は日朝外交の実務を担い、対馬・長崎・江戸・釜山を股にかけ国際交流をリードしていました。今回、平成24年に長崎県立対馬歴史民俗資料館所蔵の宗家文庫資料が国の重要文化財に指定されたことを記念して特別展が組まれ、長崎歴史文化博物館の岡本研究員の解説付きでじっくり見学しました。

資料200点余りが展示紹介されていましたが、御内書や多くの関係資料から、鎖国時代の中にあって朝鮮通信使を迎えるなどの日朝外交の仲介者としての対馬藩宗家の役割、貿易、漂流民への対応などを知ることができました。また、釜山倭館の絵図や朝鮮通信使の行列の様子を描いた絵巻などから当時の日韓の文化の違いを窺えました。

江戸時代に、世界との文化的・経済的交流の窓口の役割を果たした長崎・対馬の活躍は、県民の私にはとても誇らしく感じられました。特別展は今月15日(日)までの開催です。(N)

1386896812_1001