山本美術館 > ブログ > 男らしさ

男らしさ

2014-02-26

三船敏郎のCM出演と言えば、私が社会人となった頃に流行ったチャールズ・ブロンソンの「マンダム」のテレビCMが思い出されます。

男性用化粧品メーカーの「丹頂」が、野性的な風貌で個性的な脇役として活躍していたアメリカ人俳優のチャールズ・ブロンソンを起用して制作したCMです。

ジェリー・ウォレスが「All the world loves a lover All the girls in every landom and To know the joy of loving is to live in the world of MANDOM ・・・・・」と唄うCMソング「男の世界」が流れる中、チャールズ・ブロンソンが顎をなでながら「う〜ん、マンダム」と一言つぶやく。当時、整髪料として時たま「丹頂チック」を使っていたこともあり、ブロンソンの圧倒的な男臭さと存在感に親しみを持ち、宣伝が流れるたび心躍らせたものでした。

チャールズ・ブロンソンの出演した映画もかなり観ました。 「荒野の七人」「大脱走」「特攻大作戦」「さらば友よ」「雨の訪問者」「夜の訪問者」「ウエスタン」「レッド・サン」「狼よさらば」などです。どの作品でも強烈な役柄を演じていますが、特に「さらば友よ」のラストシーンで、主演のアラン・ドロンを食ってしまうほどの男らしさ、恰好よさは脳裏に焼き付いています。

また、同じ頃に我らが健さんこと、高倉健がCMに初めて出演した「アサヒビール」のCM。映画「昭和残侠伝 死んで貰います」にひっかけもじったキャッチコピーの「飲んでもらいます!」も忘れられません。

1393378708_img002DVD「夜の訪問者」