あざみの花と臥牛窯作品
2014-05-25
昨年プランターに植えたあざみが、次々と花を咲かせています。
あざみは野に咲く花で、害虫や雨風にとても強くどんどん増えながら成長していきます。花は5月中頃から咲き始めて10月頃まで長く楽しめ、茎の先に紫色の筒状が丸みを帯びた花がとても可愛く、葉は菊の葉によく似ています。そのようなあざみの花言葉の一つに「触れないで」とありますが、油断して触ってしまうと葉にある極細の棘が刺さって大変痛いので、まさに“触れないで”なのです。
当館で常設展示している臥牛窯の作品にもあざみを描いたぐい呑や小湯呑、絵皿にビアグラスなどがあり、臥牛特有の薄茶色の素地にあざみの花が可憐に咲いています。手書きで花の穂先の一本一本まで繊細に描かれていて、一つ一つの花の表情に微妙な違いがあり色彩がとても綺麗な作品です。尚、これらは販売もしています。是非、ご覧下さい。(N)
あざみの花
臥牛窯 「あざみ文」の作品