美術館の夏の風物詩
2014-08-01
真夏を迎えて、鷺草が咲き始めました。
鷺草を植え出して数年が経ちますが、最初の3、4年は春の時季に株の植え替えからコケ張りまで小まめに手入れをしていたので、翌年には株が倍以上に増えていきました。しかし、その後は植え替えはせずに水やりしかしていなかったので、次の年咲いてくれるかどうかと心配してきました。今年も数は少ないけれど暑さに負けず独特のひょろりとした茎が伸び、先端に繊細で可憐な白い花を咲かせています。花びらは名前のように白鷺が翼を広げた形をしています。
母と白い可憐な花びらを眺めては、来年こそ春になって芽が出てきたらきちんと植え替えをして株が増えるようにしようと話しているところです。
真夏の暑い時に咲く鷺草は、美術館の夏の風物詩になっています。当館にお越しの際には、どうぞご覧になってください。(N)