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叔父との別れ(3)

2014-09-20

叔父の七七日忌を先週14日に無事終えました。

逮夜法要はタイミングよく日曜日毎だったので、身内の関係者たちも毎回それぞれ時間を取ってお参りすることができ何よりでした。法要の後は、実家から徒歩約7、8分の所にある橘神社裏手の墓地へ納骨を済ませました。

お墓でもお坊さんにお経を唱えてもらいました。昔づくりのお墓は、納骨する場所が墓石の地下に掘りこんであります。長靴を履き、墓石の横に在る人が一人入れるほどの大きさの平らなコンクリート製の蓋を従弟と開け、初めて何段かの階段を下り中に入りました。納骨場所は思ったより広くまた湿気もなく、170cm余りの私が立っても窮屈に感じない作りでした。流石、石工職人だった叔父とやはり石工の親戚一同が協力して仕上げた基礎の作りだなと思いながら中を見回すと、かなり年月を経た骨壺が五つほどありました。いずれの壺にも名前がありませんので、どれが誰のか定かではありません。それらの側に、名前が刷り込まれた叔父の分を並べて納めました。

これからも100日忌、一周忌、三回忌・・・と続きますが、老年期にある甥っ子姪っ子たち皆で協力して山本家を守っていくことを確認し合った四十九日の法要でした。

 

(ネット写真より)

(ネット写真より)