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「竹久夢二木版画展」の始まり

2015-01-09

2日(金)から2015年開館十周年記念特別企画展第1弾「竹久夢二木版画展」が始まりました。

今回の展覧会では、大正10年、夢二が38歳の時に描いた「女十題」を主として13点を展示紹介しております。これは夢二と交流のあった長崎市出身の劇作家であり美術研究家の永見徳太郎に贈られたシリーズもので、夢二の最高傑作とも言われています。

「夢二式美人画」と呼ばれる作品を描いた夢二は、恋愛遍歴についても数々の評伝があり、自身の日記や手紙などで語られる愛の言葉は多くの創作の題材ともなっているそうです。

大正浪漫漂う夢二の世界観をどうぞお楽しみ下さい。3月29日(日)までの開催です。(N)

 

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