山本美術館 > ブログ > 待ち遠しい桜の開花

待ち遠しい桜の開花

2015-03-13

美術館開館を記念して植えた陽光桜の蕾が日に日に大きくなってきています。その傍にある枝垂れ桜は陽光桜より3年ほど遅く植えましたが、昨年は大きな花を咲かせたのに今年は何故かまだ蕾らしいものも出ていないようです。

十三代横石臥牛先生の桜を描いた「桜文」作品も4月からの展示替えで何点か紹介しますが、私の一番のお気に入りは「一心行の桜」を描いた茶椀とぐい呑で、とても幻想的で優雅な作品です。この作品があまりに素晴らしいので、実物の熊本県にある樹齢1000年を超す一心行の桜を見学に両親と数年前に出かけましたが、三分咲きくらいだったので少し残念に思った記憶があります。

機会があれば満開の一心行の桜の樹の下で、私は臥牛先生の茶碗でお抹茶を飲みたいなあと贅沢なことを考えています。父はぐい吞で花見酒が良いと言いそうです。(N)

 

100_0031