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バラ「ピエール・ドゥ・ロンサール」

2015-05-13

先日の台風6号の影響は、幸いなことに美術館と自宅の庭の芝生に強風による落ち葉があったくらいで済み、安心しました。

外に並べていた鉢植えの今を盛りに咲き誇っているバラたちにも被害なく、昨年秋に姉から貰った挿し木の「ピエール・ドゥ・ロンサール」が私の手元で初めて開花しました。このバラの開花を今春の一番の楽しみにしていたので、蕾を見つけた時には感激で興奮し、花が咲き始めてからは最高の感動を味わっています。

ピエール・ドゥ・ロンサールは一季咲きのため春しか花を付けませんが、姉宅のアーチ状に誘引され育てられているピエール・ドゥ・ロンサールは2,5m以上も伸びていて、中心はピンク色の、外側は淡い白色のいくつもの大輪の花が咲いている姿はたいへん美しく、まるでベルサイユのバラを彷彿させるような花だったので、これぞフレンチローズの王道だと強く憧れていました。私も欲しいなと思っていた矢先に、姉から挿し木ができたからと、嬉しいプレゼントがありました。

貰った時には30cmほどの高さでしたが、今では1.5mほどに成長しています。花はまだ小振りですが、一輪、二輪と咲き出しています。愛おしいほどに美しいピエールを眺めるのが、これからの楽しみの一つです。(N)

 

 

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私のピエール・ドゥ・ロンサールの一番花  姉宅のピエール・ドゥ・ロンサール(昨年の写真)