続、またまた 高倉 健!!
2015-06-20
日刊スポーツ文化社会部の相原斎と日刊スポーツ特別取材班による「健さんを探して 最後の銀幕スターの秘密」が、青志社より出版されました。
本書は今年1月から日刊スポーツで連載された「健さんを探して」を大幅に加筆、再編集したもの、とのこと。
サラリーマン勤めの現役時代は、プロレスや野球などが掲載されたスポーツ新聞も読んでいましたが、辞めた後はほとんど目を通したことはなく、連載があっていることは知りませんでした。
高倉健が亡くなって半年以上が経ち、この間、健さんについてのたくさんの関係本が出ていますが、本書は特に健さんのデビューから「日本侠客伝」「昭和残侠伝」「網走番外地」の3シリーズが同時進行した全盛時代に至るまでの期間にスポットを当てて、若き高倉健の素顔に迫っているのが特長です。
本書の内容は既に他の情報でほとんど知っていることが多かったのですが、演歌歌手の八代亜紀が21歳の無名歌手時代に、東映から高倉健ショーの前座を要請されて務めることになり、最初の公演が私たちの住む長崎の300人ほどを収容できるキャバレー(私の年代では、誰もが思い当たる夜の社交場)で、その際の健さんの様子等をインタビューで詳細に答えていることが伝わり、何か嬉しく思いました。