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「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」展

2015-09-08

三菱一号館美術館と出光美術館を鑑賞した後、もう一館鑑賞できる時間があったので、宿泊ホテルにほど近い東京ステーションギャラリーの「北陸新幹線開業記念 交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」展に足を運びました。

展覧会では、古九谷の紺青、緑、黄、紫、赤の「五彩手」による華やかなものや、赤を除く四彩で青手の深みある味わいの作品から開窯360年の九谷焼の歴史を辿っていきます。 そして江戸後期に活躍した吉田屋窯の五彩や青手の美しい色彩の名品、粟生屋源右衛門のユニークな造形の繊細な細工を施した作品、 現代の九谷焼を代表する三代徳田八十吉のレインボーカラーの抽象的で幻想的な光を放つ作品で締めくくられていました。

我が家の日常生活でも、臥牛窯作品以外では九谷焼を一番多く使用していて、普段使いするには丁度いい色使いで飽きのこないものです。

もっと色絵金彩の作品を見てみたいという気持ちが湧いてきたので、今度機会を作って本場石川県に行きたいと思います。(N)

 

img339入館チケット