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アサヒビール大山崎山荘美術館

2015-11-23

京都旅行の最初に訪れたのは、「アサヒビール大山崎山荘美術館」。

伊丹空港から電車を乗り継ぎ、大山崎町の山の中腹にある目的地にやっと到着しました。ここは、昭和初期に実業家・加賀氏の別荘として建てられた英国風の山荘を、アサヒビールが京都府と大山崎町と協力して復元し、1996年に開館した美術館です。

長閑な風景が広がる美術館の庭園は、もみじが色付きほっとする場所で、本館の外内装もレトロでお洒落でした。

本館では「バーナード・リーチと濱田庄司のかたちのであい」「スリップウェアの再発見」「かたちのであい ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁」展が開催中で、特に印象に残ったのが、濱田庄司の白釉胴紐注瓶と河井寛次郎の三色打釉扁壺です。

そして、改築した安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」は円形状のギャラリーが地中に埋め込んで造られていて、クロード・モネの「睡蓮」が展示されていました。

鑑賞の後は、本館2階にある喫茶室のテラスで木津川、宇治川、桂川、男山などが一望できる素敵な景色を楽しみながらコーヒーを飲み休憩し、京都市内へと向かいました。(N)

 

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本館外観(パンフレットより)  庭園に続く小路
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 地中の宝石箱    喫茶室テラスからの眺め