2016年特別企画展第1弾「シャガール版画展」を開催(1/4~3/27)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。。
2015-12-23
山本美術館では、2016年特別企画展第1弾として、「シャガール版画展」を新春の1月4日(月)~ 3月27日(日)の期間開催し、版画の大小作品10点を展示いたします。
「色彩の魔術師」とも称されたマルク・シャガール(1887~1985年)は、ロシアのヴィテブスク(現在のベラルーシ共和国)のユダヤ人家庭に生まれました。
1910年パリへ出て印象派やキュビスムなどの影響を受け、1922年ベルリンで初めて版画に触れ、その後、亡くなるまで油彩画はもちろん、版画、彫刻、陶器、ステンドグラス、モザイクなど多彩な分野で活躍し、たくさんの作品を制作しました。
本展では、ユダヤ人であるがゆえ、戦争や革命などの政治的混乱に大きく翻弄されながらも、天性の色彩表現で生命の尊さや愛と平和を叫び続けた20世紀を代表するマルク・シャガールのリトグラフを中心に紹介します。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
マルク・シャガール「ベラ」 | マルク・シャガール「2頭の緑のロバ」 |
小﨑侃「ほんに小春の・・・」 |
横石臥牛「刷毛目壺」 |