山本美術館 > 新着情報 > 2018年特別企画展第1弾「岩田専太郎木版画展」を開催(1/2~3/25) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2018年特別企画展第1弾「岩田専太郎木版画展」を開催(1/2~3/25) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2017-12-22

 

山本美術館では2018年特別企画展第1弾として、「岩田専太郎木版画展」を1月2日(火)~3月25日(日)の期間開催し、主に美人画作品13点を展示いたします。

岩田専太郎(1901~1974年)は東京・浅草で生まれ、図案家や日本画家、印刷図案家等へ弟子入りし、菊池契月や伊東深水などに師事しています。

1926(大正15)年「大阪毎日新聞」に連載の吉川英治作「鳴門秘帖」の挿絵を担当して一躍人気を高め、挿絵画家の先駆者として一世を風靡しました。

その後は新聞小説、雑誌の挿絵をはじめ、本の装幀や雑誌の表紙、映画・音楽・演劇のポスター、晩年には肉筆美人画の制作、また美術考証家としても活躍しました。特に、専太郎が描いた美人画は、江戸浮世絵美人画の伝統を守り、粋で妖艶かつ華麗な画風で、現在でも絶大な人気を誇っています。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

 

   
 岩田専太郎「稽古がえり」  岩田専太郎「はじらい」
   
 小﨑侃「雲仙火山 福」  十三代横石臥牛「白鷺文絵皿」