2018年特別企画展第2弾「所蔵風景版画作品展」を開催(3/27~6/24) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2018-03-20
山本美術館では2018年特別企画展第2弾として、「所蔵風景版画作品展」を3月27日(火)~6月24日(日)の期間開催し、大正から昭和にかけて伊東深水などにより制作された木版画13点を展示いたします。
伊東深水(1898~1972年)は東京深川出身で、江戸浮世絵の流れをくむ代表的美人画家として知られていますが、名所絵的な風景木版画も数多く制作しています。
土屋光逸 (1870~1949年)は静岡県浜松市出身で、昭和の風景を清新に描き、同時代に活躍した川瀬巴水と双肩の実力と高く評価され人気を得ました。
高橋松亭 (1871~1945年)は東京浅草出身で、心に染みる懐かしい風景画が美しく、日本のみならず海外でも「近年の浮世絵師」として有名です。
笠松紫浪(1898~1991年)は東京浅草出身で、日本各地の風景を描き、特に夜景と雪の景色で多くの秀作を残しています。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
伊東深水 信濃十景「つつじケ原初夏」 | 笠松紫浪「春の夜 銀座」 |
小﨑侃「端午の節句」 | 十四代横石臥牛「白釉刷毛目大皿」 |