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美術館オープン記念特別展第3弾「川瀬巴水展」を開催(7/30まで)。常設展示の小崎侃版画並びに十三代横石臥牛陶芸作品も一部展示換えを行う。

2006-05-30

山本美術館では、オープン記念特別展第3弾として、「川瀬巴水展」を5月30日(火)~7月30日(日)の期間開催し、地元・雲仙市の風景版画「肥前雲仙嶽」をはじめ10点余りの作品を展示致します。
巴水(明治16~昭和32年)は東京・芝生まれで、風景画を代表する作家として活躍し、その郷愁を誘う画風は彫師・摺師による浮世絵版画技法と一体となって独自の風景表現に成功し、大正から昭和半ばにかけた日本各地の風景を叙情豊かに描いています。彼はまた、風景版画を多く手がけたことから「旅情詩人」とも「昭和の広重」とも言われております。

今回の特別展では主として地元長崎や九州にちなんだ風景版画を展示し、肥前雲仙嶽の版木も紹介(7点の内の2、3点)します。

また、常設展示の小崎侃版画並びに十三代横石臥牛作品も各数点展示替えを行います。

皆様のご来館をお待ち致しております。

◎展示作品の一部

060530_ph01「島原九十九島」

060530_ph02「けふもあたたかい長崎の水」

060530_ph03「オリジナル灰皿」