美術館開館一周年記念特別展第2弾「橋口五葉美人画素描展」を開催いたします(3/27~5/27まで)。尚、今回から、小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛作品の常設展示に加え、歌川(安藤)広重と葛飾北斎等の作品(原画や復刻版)も一部常設展示を行ってまいります。
2007-03-25
山本美術館では、美術館開館一周年記念特別展第2弾として、「橋口五葉美人画素描展」を3月27日(火)~5月27日(日)の期間開催し、近代女性の素描作品10点余りを展示致します。
橋口五葉(明治14~大正10年)は鹿児島市出身で、夏目漱石や森鴎外などの本の装丁に関わり、漱石にして「僕の文よりも、橋口君の絵のほうがうまい」と言わしめたほどの実力者です。
また、自ら版下絵を描き、彫師・摺師と共に木版画制作を行うといった「新版画」運動を展開し、浮世絵研究家としても知られ、その作品の持つ気品・優美・繊細さなどから“大正の歌麿”とも称され、国際的評価が高い版画家です。
尚、今回から、小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛作品の常設展示に加え、歌川(安藤)広重と葛飾北斎等の作品(原画や復刻版)も一部常設展示を行ってまいります。
皆様のご来館をお待ち致しております。