山本美術館 > 新着情報 > 美術館開館一周年記念特別展第6弾(最終回)「富本憲吉自刻木版画展」を開催(11/27~新春1/27まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重や葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

美術館開館一周年記念特別展第6弾(最終回)「富本憲吉自刻木版画展」を開催(11/27~新春1/27まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重や葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2007-11-23

山本美術館では、美術館開館一周年記念特別展第6弾(最終回)として、「富本憲吉自刻木版画展」を11月27日(火)~新春1月27日(日)の期間開催し、木版画作品12点を展示いたします。

富本憲吉(1886年~1963年)は奈良県生まれで、東京美術学校(現 東京芸術大学)図案科卒業。在学中に英国へ留学し、ウィリアム・モリスやホイッスラー等の芸術思想に強い刺激を受けて帰国後、生涯の友バーナード・リーチと出会い作陶活動に入りました。

その後、各地の伝統窯を研究する中で、1920年には長崎の有田・波佐見に陶磁器の研究旅行に訪れ、当時、現川焼きの復元研究に取組んでいた十二代・臥牛窯にも泊っています。「模様から模様を造る可からず」という信念のもと、写生に基づく優れた文様を創作し、それらを染織、刺繍、版画などの作品に描き、やがて白磁・染付・色絵・金銀彩などの格調高い陶芸作品を制作しました。1955年には「色絵磁器」で第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されております。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重や葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

news_1195795581-0-2news_1195795581-1-2news_1195795581-2-2news_1195795581-3-2