山本美術館 > 新着情報 > 2008特別企画展第4弾「マルク・シャガール展~愛と平和~」を開催(~9/28まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008特別企画展第4弾「マルク・シャガール展~愛と平和~」を開催(~9/28まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008-07-25

山本美術館では、2008特別企画展第4弾として、「マルク・シャガール展~愛と平和~」を7月29日(火)~ 9月28日(日)の期間開催いたします。

マルク・シャガール(1887~1985年)はロシア帝国末期、ヴィテヴスク(現在のベラルーシ共和国)でユダヤ商人の家庭に生まれ、1910年23歳のときパリへ出てキュビズムなどの前衛的な美術の影響を受けました。1915年に最愛の妻「ベラ・ローゼンフェルト」と結婚。1922年ベルリンで初めて版画に触れ、白黒の版画を制作します。その後、97歳で亡くなるまで、油彩をはじめリトグラフ、壁画、ステンドグラス、陶芸など多岐にわたる多くの作品を残しています。

シャガールはユダヤ人であるがゆえ、戦争や革命などの政治的混乱に大きく翻弄されましたが、天性の色彩表現で生命の尊さや愛と平和を叫び続けました。

今回は、「色彩の魔術師」と称され、様々な技法で最晩年まで版画制作を続けた20世紀を代表する巨匠マルク・シャガールのリトグラフ作品9点を中心に、ジョルジュ・ブラックなどの作品計12点余りを展示します。

尚、常設展示の小﨑侃版画は松尾あつゆきの原爆句にちなんだ作品を展示、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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