2011特別企画展第1弾「葛飾北斎展」を開催(1/4~2/27まで)。同時に、常設展示の小﨑侃作品関係では一部展示替えを、並びに十三代横石臥牛陶芸作品は「2011新春 十三代横石臥牛コレクション展」として美術館所蔵の作品100点余りを特別展示いたします。
2010-12-25
山本美術館では、2011年特別企画展第1弾として、「葛飾北斎展」を1月4日(火)~2月27日(日)の期間開催し、風景版画の第一人者が全国の珍しい橋を描いた「諸国名橋奇覧」の作品を主として13点を展示いたします。
葛飾北斎(1760~1849年)は江戸本所割下水(現在の墨田区両国付近)に生まれ、19歳の時に勝川春章に入門し役者絵などを描き、後に狩野派や土佐派、琳派、中国画、西洋画などあらゆる画法を学び、風景画を多く手がけました。
70年に及ぶ旺盛な作画活動を続けた北斎は、大胆な構成と独特な描写であらゆるジャンルにすぐれた作品を残し、中でも「北斎漫画」や「富嶽三十六景」は有名で、これらの作品は西洋の画家たちにも大きな影響を与えています。
また、破天荒な作画生活を送り、生涯で93回の引越しや30回以上の改号を行っています。
尚、常設展示の小﨑侃作品関係では一部展示替えを、並びに十三代横石臥牛陶芸作品は「2011新春 十三代横石臥牛コレクション展」として美術館所蔵の作品100点余りを特別展示いたします。
皆様のご来館をお待ちいたしております。