山本美術館 > 新着情報 > 2012特別企画展第4弾「山形欣哉海洋画展」を開催(7/31~9/30まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2012特別企画展第4弾「山形欣哉海洋画展」を開催(7/31~9/30まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2012-07-19

昨年秋、長崎県松浦市鷹島沖で原型を留めた形の元寇船が発見され、その後、この海底が水中遺跡として初めて国の史跡に指定されて、古代の帆船や水中遺跡についての関心が高まってきています。

この機会に、山本美術館では2012年特別企画展第4弾として、「山形欣哉海洋画展」を7月31日(火)~ 9月30日(日)の期間開催し、アジア帆船技術史の開拓者が描いた海洋画等13点を展示いたします。

山形欣哉氏(1939年~)は中国山東省青島生まれの宮崎県日南市育ちで、独学で造船(帆船)技術史の研究に取組み、その過程で世界の海で活躍した歴史上の帆船を現存する図面や資料を基に、ハンドフリーで原寸サイズを忠実に縮小し、当時の天候や風向きなども考慮して描いています。また、「開陽丸」「鳳凰丸」「昇平丸」等幕末国産艦の模型設計をし全国の博物館に展示。現在、日本海事史学会理事として活躍中です。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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