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鄭成功についての書

2025-05-24

先日、久しぶりに平戸への一泊旅行で鄭成功記念館を訪問しました。

帰ってから、鄭成功のことがまだ地元の人たちなどにもよく知られていない30年ほど前に、恩師のH先生が纏められた本を取り出して開いてみました。

本の題名は、「鄭成功生誕370年記念 鄭成功と同時代史研究 目録・解説・展望」、長崎鄭成功と同時代史研究会編、1994年7月14日発行、152ページ、B5判の私家本です。目次は、

日本における鄭成功研究をめぐって・・・・・・・・・・・川勝 守

日本文学・演劇における鄭成功・・・・・・・・・・・・・尾崎秀樹

日本における鄭成功関連文献目録・・・・・・・・・・・・二宮一郎

福建における鄭成功及び鄭氏の貿易に関する研究の現状・・鄭 広南

台湾における鄭成功研究の現状・・・・・・・・・・・・・石 万寿

鄭成功文献目録(華文編)・・・・・・・・・・・・・・・・細見和弘

鄭成功関係欧文目録・・・・・・・・・・・・・・・・・・奈良修一

鄭成功記念館の建設を国際的規模で呼び掛ける・・・・・・呼び掛け人

福住邦夫(横浜) 鄭万枝(台湾) 鄭万進(福建)

鄭成功の遺品と居宅後の発掘調査について・・・・・・・・吉富清和

「国性(姓)爺」上演記録・・・・・・・・・・・・・・・・尾崎秀樹

編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林 重太 となっています。

本の見返しページには鄭成功像が載った中国郵政切手1枚と、それに「芥子・芳中」の41円日本郵便切手と「西海国立公園」の15円切手が並べて貼ってあり、これらを消印するように「6.7.14  長崎川内」の郵便局スタンプが押してあります。

H先生の専門であった「東洋史」教授としての‟先見の明”はもちろんのことですが、当時のご多忙な傍らに並行して編纂されるとは、改めてあまりの偉大さにますます尊敬の念が湧き上がってきております。が、私が本書を頂戴した時には内容が専門的過ぎて手強くて、あまりきちんと読んでいませんでした。

先生亡きあとの今になって、先生にお供して鄭成功関連のいろいろな場所を回ったり、また様々な人たちと会ったりした当時のことなどを偲びながら、読んでおります。